ボランティア募集VOLUNTEER

アルツハイマー病の病理と睡眠障害ーアミロイドPET・タウPETと睡眠指標との関連 (AT-Sleep研究)
2023-03-13

募集内容

【睡眠とアルツハイマー型認知症(Alzheimer's dementia:AD)との関連を調べる研究を行っています】

 高齢化に伴いアルツハイマー型認知症の患者さんが増加していることが問題となっています。

 発症初期は、約束事を忘れる、日にちを間違える、同じものを続けて買ってしまうなどの症状が現れます。
 進行すると、行き慣れた場所に行けなくなる、数分前のことも忘れる、やり慣れていた家事や趣味が難しくなるなどの症状が現れ、日常生活に支障をきたします。

 アルツハイマー型認知症は「アミロイド」が先行し、その次に「タウ」とよばれるたんぱく質の”老廃物”が脳内に蓄積しつづけることで神経細胞にダメージを与え、発症すると考えられています。
 PET検査(Positron Emission Tomography:陽電子放出断層撮像法)の技術進展に伴い、アミロイドやタウが脳内にどのくらい蓄積しているかを測定できるようになりました。

 アルツハイマー型認知症と関連が深いものとして睡眠障害があります。
 高齢になると睡眠構造が変化し、睡眠障害の頻度が高くなる傾向が指摘されています。
 アルツハイマー型認知症が睡眠障害を誘発する可能性、また不眠によりアミロイドやタウなどの老廃物の排泄作業が滞ることで、アルツハイマー型認知症の発症を促進するという報告もされており、双方向での影響が示唆されています。

 こうした原因物質と睡眠障害との関連を複合的に調べ、病態を少しでも明らかすることを目的として本研究は始まりました。

 本研究ではアルツハイマー型認知症の患者さんの比較対象群として、認知機能が正常な高齢者の方(60歳から80歳まで)を募集しています。
 認知機能検査、MRI検査、PET検査、また当院の専用施設に一泊していただき睡眠時の脳波測定など様々な検査を実施し、アルツハイマー型認知症と睡眠の関連を多角的に検証していきます。

 不明点・疑問点等、お気軽に下記担当者までお尋ねください。
 皆様のご応募お待ちしております。

募集対象

・60歳から80歳の方
・認知機能(記憶力・判断力・注意力等)が正常な方
・当院に一泊できる方
・ご本人の日常生活の様子がわかるご家族またはご友人のいる方

実施検査

・医師の診察
・認知機能検査・心理検査(アンケート式検査も含む)
・PET検査(認知症の原因物質がどれくらい蓄積しているかを調べます)
・MRI検査(脳の形や縮み具合を調べます)
・活動計による睡眠覚醒リズムの検査(ご自宅での測定)
・睡眠中の脳波測定(当院専用施設で一泊)

所要時間・期間

・認知機能検査・心理検査 3時間半程度
・MRI検査 1時間程度
・PET検査 1時間程度
・脳波測定 18時間程度(当院の専用施設で一泊)
・合計来院回数 1回~5回程度

※上記の時間・回数は目安のため多少前後することがございます。
※上記検査は複数日にわけて実施されます。詳細は来院が決まり次第担当者よりご連絡致します。

協力費

1回の来院ごとに最大5,000円
研究全体で15,000円

問い合せ先

〒187-8551 東京都小平市小川東町4-1-1
国立精神・神経医療研究センター 脳病態統合イメージングセンター(IBIC) 臨床脳画像研究部

本研究責任医師:髙野 晴成
担当コーディネーター:野村 めぐみ
TEL: 042-341-2712 内線:3204(野村)
E-mail: m.nomura@ncnp.go.jp

※ご本人の生活状況や健康状態をもとに、研究にご参加いただけるか担当者間で協議させていただきます。
※協議の結果ご希望に添えない可能性もございますのでご了承ください。

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