①パーキンソン病と診断されている方　
②50歳以上の健常者（パーキンソン病や、他の類似のご病気をお持ちでなく、慢性の痛みのない方）

パーキンソン病は痛みが出現しやすい病気です。現在、その治療法として一般的な痛み止めなどが使われていますがとてもよく効くというわけではありません。この病気の痛みの機序についてはまだよく分かっていないことが多く、現在も多くの研究が行われています。本研究では、左腕に特殊なタイプの痛み刺激を受けていただき、その感じ方を評価・解析することでパーキンソン病の痛みを感じている脳の部位を明らかにして、パーキンソン病の痛みの機序解明・治療法の向上に役立てることを目的としています。

研究に参加いただけない方
●関節リウマチ、変形性膝関節症、過敏性腸症候群、線維筋痛症、多発性硬化症、といった痛みがあるご病気をお持ちの方。
●認知症と診断されている方
●うつ病などの精神疾患をお持ちの方
●アルコールや薬物などの依存症の既往がある方
●MRIに入れない方

実施検査
①温熱疼痛刺激検査：専用の機器を用いて左腕の一部分に痛み刺激を受けていただき、リアルタイムにその痛みの程度を評価していただきます。
②心理検査など
③別途、相談に応じてMRI検査（行うならば別日に施行: 謝礼も別途お支払いします）

所要時間
参加日数：1日間　（平日のみ）
時間：1-2時間程度

予定された測定を終了された方に定められた協力費（交通費を含む）が支払われます。

お問い合せ先
国立精神・神経医療研究センター　脳病態統合イメージングセンター
〒187-8551　東京都小平市小川東町4-1-1　　TEL: 042-341-2712　内線（7715）
E-mail: ibic-adv-subject [at] ncnp.go.jp [at]は＠に変えてください。